医療レーザーでの照射漏れに驚く女性
医療レーザー脱毛は効果の高い脱毛法ではありますが、せっかく脱毛の施術を受けたのに、ムダ毛が抜けてくれないことがあります。

その原因として考えられるのが、「照射漏れ」です。施術時に、照射し忘れている部分があった場合、その部分のムダ毛は一切脱毛効果が得られず、その部分のムダ毛だけがしっかり残った状態になってしまうのです。

では、照射漏れがあったと分かった場合、どうすればいいのでしょうか?

照射漏れがあれば、その部分だけ再照射してもらえる

照射漏れというのは、はっきり言ってしまえばクリニック側のミスです。クリニック側に原因がある以上、照射漏れがあることを知らせれば、無償で再照射してもらうことが可能です。

  1. 照射漏れに気づいたら、クリニックに連絡を入れます。
  2. クリニックへ行き、照射漏れの部分を確認してもらいます。
  3. 再照射してもらいます。

たいていの脱毛クリニックは予約制ですので、照射漏れに気づいたらまずは電話で伝え、クリニックに行く日時を決めてください。照射日から日が経ちすぎてしまうと他の部分もムダ毛が生えてきて照射漏れかどうかの判定が難しくなってしまいますので、「他のムダ毛は抜けたのにここだけ抜けていない」という状態が分かるときに確認してもらうことが大切です。

再照射してもらえないこともある

照射漏れがあれば再照射をすると保証しているクリニックでも、照射漏れと判定してくれず、再照射をしてもらえないというケースがあります。

たとえばこのようなケース。

【ケース1】そもそも脱毛範囲ではなかった

「ひじ上と背中の境目」とか「VラインとIラインの境目」など、脱毛部位同士の境目の場合、「自分はひじ上に含まれると思っていたけどクリニックの規定では背中だった」ということもあります。このケースだと、肩のあたりに照射漏れが発生し、ひじ上だと思っていたけど背中に含まれる部分だった、ということです。部分脱毛だと部位の境目がどこなのか分かりにくいことがあるので、きちんと照射範囲を確認しておくといいですね。

【ケース2】そもそも照射を避けた部分だった

色素沈着日焼け肌荒れがある部分などは、照射を避けることがあります。また、シェービングサービスをおこなっていないクリニックだと、剃り残しがあった部分でも照射を避けます。

こういった事情で照射出来ない部分があった場合は必ず「ここは色素沈着があるので照射はできません」といったことを伝えてくれますが、自分がそのことを忘れてしまっていると「照射漏れがある!」と判断してしまいます。また、万が一クリニック側から照射しないことを伝えてもらっていない場合は、そのこともきちんと抗議した方がいいでしょう。

【ケース3】まばらに抜けている

他の部分に比べてムダ毛がたくさん残っていると感じても、まったく抜けないのではなく多少でも抜けているなら、照射漏れとは言えません。毛の抜けが悪いところというのは、たまたま効果が現れにくいところだったのかもしれません。たとえば、脚の中でもひざ周辺は皮膚が厚く乾燥しやすいところなので効果が出にくいです。多少でも毛が抜けているなら照射漏れにはならないので、再照射もありません。

再照射を断わられないために

上記のような「正当な理由があって照射していない」というケースではなく、正真正銘の照射漏れがあった場合は、必ず再照射してもらうべきです。ところが、実際には照射漏れだと判定してもらえず、再照射もしてもらえなかった、という人も少なくありません。

再照射をしてもらうには、医師もしくは看護師による「判定」が必要となるのですが、照射漏れだと判断してもらえないこともあるんです。

それを防ぐためには、きちんと照射漏れの状態が確認できるようにしておく必要があります。

タイミングが早すぎるとダメ

他の部位のムダ毛が抜けてきたのに一部分だけ全然抜けない、という場合は照射漏れを疑うべきですが、まだ他の毛が抜けきっていないタイミングで照射漏れの判定をしてもらおうとすると、「もう少ししたら抜けてくるはずです」という回答が返ってくることになります。実際、同じ部位の中でも場所によって抜けるタイミングが早いところもあれば遅いところもあったりするので、急いでクリニックに行っても再照射してもらえないことがあります。

タイミングが遅すぎるとダメ

逆に、タイミングが遅い場合、照射漏れがある部分以外も次の毛周期のムダ毛が生えてきてしまうため、照射漏れがあったのかどうかが判断しづらくなります。照射漏れの判断を正しくしてもらうためには、タイミングが早すぎても遅すぎてもダメだということです。

自己処理してしまうとダメ

抜けないからと言って、そのムダ毛を自己処理してしまうと、照射漏れかどうかの判断ができなくなってしまいます。照射漏れというのは結局見た目で判断するしかないため、自己処理によってムダ毛が見えない状態にしてしまうと判定できないのです。

再照射を断わられないようにするためには、はっきりと照射漏れの事実を確認できるようにしなければなりません。他の部分のムダ毛がほぼ抜けきったタイミングで受診するようにしましょう。もちろん、クリニックによって「再照射は施術後2週間以内」などと決められてることも多いので、その範囲内で受診します。

また、仕事の都合などでどうしても良いタイミングで受診できないという人もいるかと思います。そういう人は、写真を撮っておくことをおすすめします! 照射漏れかも? と感じたら毎日写真を撮っておくといいですよ。そうすれば数日間のムダ毛の変化を見せることによって照射漏れかどうかを判断してもらいやすくなります。もちろん、いくら忙しくて行けないと言ってもあまり遅くなってしまうと意味がありませんので、早めに受診するようにしてくださいね。

少しでも疑いがあれば、すぐに相談しよう

照射漏れの判断というのは、素人が見てもわりとすぐにわかるものです。とは言え、脱毛に慣れていない人だと「こういうものなのかな?」なんてクリニックに相談しないままやり過ごしてしまうことも。

自分の判断に自信が無い場合でも、少しでも「照射漏れかな?」と不安になった場合はすぐにクリニックに相談しましょう。クリニックに相談してみればきちんと正しく判断してもらえますし、もし照射漏れではなかった場合でも、毛の抜け方や脱毛の仕組みについてより深く知れるきっかけになりますから、回数を重ねるごとに「これは照射漏れじゃないな」とか「これはあきらかに照射漏れだ!」と自分でもわかるようになります。

クリニック側も、こまめに相談してくる人に対してはより慎重に施術すると思いますし(笑)、自身がなくても面倒くさくても、照射漏れだと感じたらすぐにクリニックに報告するようにしましょう。